※ 留学直後にご協力いただいた体験談は、こちらからご覧いただけます。

国際的なお仕事

ニュージーランド留学終了後、仕事で英語が武器になったといっても過言ではありません。

帰国後入社した会社では「英語ができる」という理由から、すぐに海外出張へ部長陣の通訳として行かせていただいたり、海外案件の交渉役を任せていただいたりしました。

特に、海外案件の交渉では大きなお金が動いていたので常に緊張感が…。
特に海外とのやり取りはまわりくどい言い方は通用しないので、交渉する際に使う単語や表現には気を遣っていました。

そのほか、2021年には夏の国際的なスポーツ大会の会場運営の一員として、更に2022年には冬の国際的な障がい者のためのスポーツ大会に広報の一員として携わらせていただきました。それぞれの大会で、立場は違いましたが、共通していたのはコミュニケーションです。

2021年に行われた大会に向けては、2019年より準備を進めてきました。
スポーツマネージャーが海外の方だったこと、観客向けサービスのプロジェクトには海外のイベント会社が関わっていたこともあり、その方たちとのコミュニケーションは必然的に英語でした。こちらでも、専門的な用語を使う際は苦労しましたが、打ち合わせ等はスムーズに進めることができたと思います。

コロナの影響で、予定していたいくつかのプロジェクトは中止が余儀なくされ、その中の一つにはメインで関わっていた観客向けのサービスも含まれていました。
大会本番1週間前の出来事でショックは隠せませんでしたが、国際組織のメンバーでそのプロジェクトを見守ってくれた委員の方に会場を歩きながら、実施予定だったコンテンツを説明できたことは良い経験となりました。

大会当日は、人手が足りていなかったプレスチームのサポートに入り、各国から来たメディアオペレーションを実施。英語で行われたブリーフィングの内容を日本人記者に説明したり、撮影禁止エリアに入っているカメラマンを整理したり、困っている記者をサポートするなど、さまざまな仕事をさせていただきました。

2022年のイベントには選手団の一員として現地に派遣していただき、広報サポート業務を実施。大会組織委員会や国際組織との交渉および競技会場でのMIXED ZONE(選手がインタビューを受けるエリア)整理など多岐にわたる業務を任せていただきました。

貴重な経験ができたのも、Napierで勉強したからこそ。
私が学んでいたNew Horizonは閉校してしまいましたが、ここでの日々が現在につながっていると言っても過言ではありません。

Friendship

ニュージーランド時代のホストファミリーや友人、所属していたサッカークラブのチームメイトとは今でもSNSを通じて連絡を取り合っています。

コロナ禍前は、リアルで会うこともありました。
2019年8月には、フランスで大集合!フランスに住むMが、私とスイスのKに対して観光案内をしてくれました。
この2人とはNew Horizonの時もずっと一緒に過ごしていた仲です。

ちなみに私とこの2人の年齢差は15歳!数字だけ聞くとビックリですよね。

以前の体験談でも書きましたが、年齢関係なく仲良くなれるのが留学の良いところだと思います。
今は離れていてもSNSで簡単につながることができるので、お世話になった方々や友人にはこまめに連絡を取るようにしています。

留学を考えていて、なかなか踏み出せない方。もし、踏みとどまる理由の一つに年齢が挙げておられるとしたら…
それはとてももったいないことだと私は思います。
「留学したい」と思ったその気持ちを大事にしてほしいです。
その気持ちがある限り、物事は必ず良い方向に動いていきます。
その気持ちを封印して、将来後悔だけはしてほしくないと強く思っています。

菅谷ゆか

長期語学留学菅谷ゆかさん体験談
長期語学留学菅谷ゆかさん体験談