2022年現在

ネイピアのイベント&ケータリング会社 – プライベートパーティやウェディング、アール・デコフェスティバル始め、ラグビーや音楽イベントといった大規模イベントにおいて、スタッフはもちろん、選手やアーティストにも食事を提供。

30代半ばでワインの楽しさに目覚め、本格的にワインの勉強(ワインマーケティング)をしたいと思い、まったく英語が理解できない状態でNZにたどり着いたのが2014年の6月でした。

当初のプランではネイピアのEIT英語コースで1年~1年半程英語を学んだ後、同じEITのワインマーケティングディプロマコースに入学、そして卒業後日本に戻ってワインショップあるいはインポーターとして働くというのを思い描いていました。

ところが留学して半年後ぐらいからNZに出来るだけ長くいたいと思うようになり、どうすれば可能性が高くなるかと熟考した結果、シェフがいいのではと思い立ちました。

英語コース修了後、EITのCookeryコースで2年間勉強し、その期間中で出会ったのが今の職場です。

その職場で働き始めて今年で6年目。未だにコミュニケーションには苦労することも多々ありますが、周りのサポートもあり、充実した日々を送っています。というのもこちらの人々はダラダラと動いたり、無駄に長く職場にいることを好みません。料理の世界は長時間の立ち仕事、重い物や熱い物も扱ったりするので、体力的につらい時が多いため、みんなで協力し合ってテキパキと仕事を進めて、無事に終わるというのを理解しています。そして、家に戻って家族との会話や食事を楽しむというのが一般的だと思います。 私は特にこの部分“仕事”と“プライベート”の切り替えがスムーズにできるというのが嬉しいですし、今もって新鮮です。

TT様、語学留学&専門留学体験談

私も今留学を検討されている皆さんと同様に、留学中やその後がどうなるのか不安な思いをしましたが、人の出会いや周りの人々の手助けもあって何事もなく進んでいっています。そして、“今自分が出来ることをやる”、“他人はもちろん自分にも正直に”というのを常に心掛けています。
“手ぶら”状態でこちらに来ても大丈夫だと思います。「英語」や「シェフ」というツールが無くNZに来た私がそうでしたから。
シェフ未経験でも、これまで日本で食べたものや見聞きしたものを職場で生かしています。皆さんも日本で経験したことを学校や生活の中で反映させていけばいいのではと思います。

留学や就労を考えている方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?こちらでの経験に加え、これまで日本から見た世の中だけでなく、NZから見た日本や世界にも新たな見方が出来て、その後の人生が充実したものになるのではないかと思います。

TT