ネイピアの国立高等教育機関 Eastern Institute of Technology にて、Certificate in winemaking and grapegrowing を受講しました。

ブドウ栽培とワイン造りの、1年間のコース。

南半球なので、ブドウの収穫前からコースが始まり、少しタイミングが悪くはありますが、醸造や栽培のプロになるための基礎知識を、コンパクトにまとめられた、面白いカリキュラムです。


大学の醸造学科ではないので、化学や生物の知識も、文系出身者でも、必死でくらいつけば何とかついて行けるレベルです。

ワイン造りとは、取捨選択の連続。
最終的にどのようなワインに仕上げたいかで、土地選び、苗木選び、栽培方法、収穫タイミング、醸造方法、熟成方法などを決めていきます。このコースは、これらを正しく判断し、自分の理想の1本にたどり着くための、ナビゲートをしてくれます。

ワイン造り、ワインの輸入・販売、ワインのサービスなど、将来ワインを扱うプロになるための入り口には、本当に良くできたコースだと思います。

収穫や剪定の時期には、インターンシップもカリキュラムに入っているので、楽しみながら(苦しみながら?)、知識と経験の両面からワインをしっかりと学べます。

話は変りますが、「EITのワインのコースの生徒だ」と言って、ワイナリーにアポを入れると、ほとんどのワイナリーが丁寧に案内してくれます。せっかくなので、休みの時期にはワイナリー巡りも楽しんでください!また、NZはワインも美味しいですが、ビールやサイダーも美味しいです!!!